今は、自分の都合に合わせてどこからでも仕事をすることができます。強力な無線LAN接続さえあれば、ビーチや、山、雪国など、場所を問わずデジタルノマドのワークスペース候補に加えることができます。
ETIAS.JPの研究者は、デジタルノマドに最適な首都を見つけるため、ブロードバンド速度や、犯罪率、コワーキングスペースの数など、さまざまな要因を調査しました。
デジタルノマドに最適な首都のマップが完成
デジタルノマドに適した首都にはいくつかの共通点があり、ほとんどの上位都市には優れた無線LAN接続と労働者のためのリモートビザがあります。
特にリモートワーカーに適していると思われるのは欧州で、マドリードや、プラハ、ベルリンなど、上位25都市のうち14都市があります。
その次にリモートワーカーに適した大陸はアジアで、上位25都市のうち6都市があります。北京、シンガポール、バンコク、ソウル、ジャカルタ、東京の6都市です。
北米はデジタルノマドにとって3番目に良い大陸で、3つの都市(メキシコシティ、サンノゼ、ワシントン)が上位25都市にランク入りしています。南米は1都市(サンチアゴ)、オセアニアも1都市(キャンベラ)しかランク入りしていません。
デジタルノマドに特に適した都市
デジタルノマドに適した上位8都市のうち、2都市を除くすべてが欧州にあり、欧州以外の都市はメキシコシティ(北米)と北京(アジア)のみです。
リモートワーカーに最も適した都市は、ブロードバンド速度や、生活費、犯罪率などのランキングで総合得点が最も高かったマドリードです。2位はメキシコシティ、3位はプラハです。
これらの国への渡航にはETIASが必要ですか?
現在、EU加盟国やシェンゲン協定加盟国を訪問するためにいかなる種類のビザも必要としない渡航者は、2023年までETIASを申請する必要はありません。他のすべての渡航者の方は、今すぐETIASビザを申請する必要がありますので、こちらのページから申請を行ってください。
調査方法
ETIASの研究者は、世界中の154の首都のデータを集め、ブロードバンドの速度や、生活費、犯罪率、コワーキングスペースの数、1ヶ月あたりのホットデスクの平均費用、労働者が利用できるリモートビザ、コーヒー代、食費に基づいてランク付けしました。
各都市は要因ごとにスコア付けされ、その後、デジタルノマドスコアに適しているかどうかの総合スコアが与えられました。よりスコアの高い都市が上位にランク付けされています。リクエストに応じてデータを提供しています。